ちゃんとと言われると、心がざわざわするときありませんか?
こんにちは。自分を取り戻すためのブログへようこそ。ほのぼの案内人、水野幸子です。
自分が子どもと話をしているときに気づいたことがあるのです。
「ちゃんと」を使っているんです。
それも、何度も使っているんです。
「ちゃんと」が口癖になっている。嫌だな、と思いました。
私はなぜ、「ちゃんと」を何度も言うのだろう。ちゃんとって方言だったけ?と思ったくらいです。
不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたは、「ちゃんと」と聞くと、どんな感情が出てきますか?
・なんとも思わない
・少しだけ嫌だなと思う
・なんだかザワザワする
・すごく嫌だなと思う
そのような感情が出てくるのはなぜなのでしょうね。
私が「ちゃんと」と自分で言っていて嫌だなと思ったのは、
・子どもが行っていることを信用していない、疑っているようで嫌だ
・子どものやりかたではいけないと思っているから、ちゃんとと付けて念押ししているのが嫌だ
・子どもに言っているようで、自分に向かって言っており、自分が苦しくなるから嫌だ
・子どもを責めているようで嫌だ
・自分のことも責めているようで嫌だ
という理由からです。
「ちゃんと」の意味は、
1.きちんと。すっかり。例:部屋をちゃんと片付けた。
2.まちがいんく。しっかり。例:その言葉、ちゃんとこの耳で聞いた。
「ちゃんと」と、聞いても何も感じない場合は、「ちゃんと」の意味を聞いても感情は動きません。
不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたが、「ちゃんと」と聞いて、感情が動いているのなら、ちゃんとの意味の例文を読んだだけでも、感情が動きますよね。
感情が動く人と動かない人の違いは何でしょうか?
不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたは、「ちゃんと」と聞くと
・ちゃんとしなければ
・ちゃんとやらないと
・ちゃんと仕上げないと
と、思いますよね。
「ちゃんと」から「完璧」という意味も感じているのではないですか?
そもそも、「ちゃんと」の基準は何なのでしょうね。
「ちゃんと」と聞いて、感情が動かない人は、自分が満足できていればそれが「ちゃんと」をクリアしてたことになっているのです。
「ちゃんと」と聞いて、感情が動く人は、「ちゃんと」に永遠にたどり着けないのです。
やってもやってもやっても、「ちゃんと」にたどり着けないのです。
不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたは、あなたの自身の「ちゃんと」の基準がないために、永遠に満足ができず、
・これではいけない
・このままではいけない
・自分はだからダメなんだ
という気持ちに襲われていませんか?
「ちゃんと」と聞くと、反射的に自分はダメだという感情が出てくるから辛くなり、不安になっているのではないですか?
結局、「ちゃんと」の基準は、不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたが、自分で決めればいいのです。
そして、その時に、自分に厳しくしないことが大切なのです。
例えば、不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたが、家族のご飯を準備します。
1.全て手作り、できるだけ有機なもので、添加物は摂らないように気をつける
2.全て手作りだけど、安い材料を使う。味付けの素などの商品は使う
3.レトルトの物も使し、手作りもある
4.お惣菜を買ってくる。ご飯は炊く
5.レトルトやインスタントを大いに利用する
6.お店でテイクアウトをする
この中で、不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたにとっての、「ちゃんと」はどこですか?
我が家の場合は、外食やテイクアウトをあまりしないので、テイクアウトにすれば、家族みんな大満足です。
外食やテイクアウトが当たり前の人であれば、全て手作りがいいと思うかもしれません。
同じように外食やテイクアウトが当たり前の人でも、やっぱりテイクアウトが一番と思う人もいます。
どこが「ちゃんと」になるかは、人それぞれ違うのです。
もしかしたら、不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなた自身が、「ちゃんと」の基準を高くし、自分で自分を苦しめているのかもしれません。
不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたは、「ちゃんと」できたと、満足できない原因が分かれば、不安が緩んでいきます。
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今日は、不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたが何かをしたときに、
「ちゃんとできた、大満足」と、言いながら自分を褒めてみてだくさい。
普段行わない、特別なことを完璧にしてから言うのではないですよ。
ゴミをゴミ箱に捨てた。
パソコンの電源を入れた。
部屋の電気を消した。
このように、不安症(不安障害)、不安に苦しんでいるあなたが普段行っている行動に対して、言ってみてくださいね。